機械式時計にはオーバーホールが大切
クオーツ式時計も機械式時計も突然動かなくなることはありますが、動作しなくなったときの重大さはまるで異なります。まず、クォーツ式時計が動かなくなったのなら、電池切れを起こしている可能性が高いので交換すればよいだけです。自分で簡単に電池を交換できるクォーツ式時計も多いので、動くようにする費用はそれほどかかりません。交換に必要な精密プラスドライバーと電池は100円ショップでも売られているため、安ければ200円程度で交換ができるといえます。
一方の機械式時計が動かなくなった場合は、内部が不具合を起こしたと考えなければいけません。内部の精密な仕組みのどこかに不具合が起きている可能性が高いため、素人では直すのは無理です。もしかすると、プロに頼んだとしても、そのまま永遠に動かないケースもあるでしょう。もしも、機械式時計をいつまでも長持ちさせたいのなら、メンテナンスであるオーバーホールを行うことが大切になります。内部に不具合を起こす前にオーバーホールできちんと調整してやれば、機械式時計を長い間使い続けられます。
オーバーホールでやってくれること
メーカーや業者にオーバーホールを依頼すると、分解をして、内部の掃除をしたりパーツに油を差したりしてくれます。もちろん、パーツに不具合があるのならば新品に交換してくれるため、動かなくなる前に不調がすっかり直ります。オーバーホールは高級な時計のみ必要だと考える方もいますが、所有している機械式時計が大事なら、安物でも利用しましょう。有名メーカーの機械式時計なら、たとえ1万円未満の安価な製品でもオーバーホールを行ってくれます。
ウブロは1979年にスイスのニヨンで創立された時計メーカーです。1980年に世界最大の宝飾と時計の見本市であるバーゼルフェアで腕時計を発表して以来、前衛的なデザインと素材が世界中で愛されています。